開港5都市景観まちづくり会議 神戸大会 参加報告

1まちづくりが見えてきた

10月2日(金)~10月3日(土)、第26回目の開港5都市景観まちづくり会議 神戸大会に参加しました。5都市の皆さんがそれぞれ、様々な工夫を凝らし、挑戦し、まちづくりに奮闘されている報告を聞いて、とても勉強になりました。
私はこれまで、自分なりの「まちづくり」というものを、あまりイメージが出来なかったのですが、〝 美しい街岡本協議会 〟においての、自分なりの、まちづくりのイメージが見えてきたような気がしました。
会議のテーマは、「景観」まちづくりから枠を広げ、「観光」「商業」 というテーマを加え、議論されました。この3つのテーマは、密接に絡み合うもので、5都市の各地区のまちづくりの内容は、観光や商業のウエイトがとても大きく、今回参加されていた皆さんはご自身のお仕事が観光または商業に直接関わっておられる方が大多数のような印象を受けました。
私たち、美しい街岡本協議会は、住民主体で景観まちづくりに取り組んでおり、少し目指す方向が異なります。しかし、「自分達の街を良くしたい!」という気持ちは同じであります。
誰もがこの有事にどう行動するべきか試行錯誤しておられました。
2-1共通していたことは「密にならず外に出よう」「人がいない状況ではまちづくりはできない」ということでした。新型コロナの対策をしっかり行って、できるだけ努力を尽くして、勇気を持って実施された、たくさんのまちづくりイベント等の事例を紹介していただきました。
私ももっとがんばらないといけない、と刺激を受けました。私は彼らと同じようにはできませんが、自分なりのまちづくりをやっていこうと思います。

足立 大輔

 

2-2コロナ禍でのまちづくり会議

昨年の横浜大会に続き今年の神戸大会にも参加しました。新型コロナの影響により当初計画されていた神戸市の様々なイベント等も中止となり、会議自体も密を避けるために参加人数を制限されたり、かなり規模が縮小されての開催となりました。
新たな試みとしてはコロナ禍で著しく成長したリモート会議も導入されました。少人数でのオンライン飲み会の経験はありますが、大人数での本格的なオンライン会議の様子を間近で見る事ができたのは良い経験となりました。幾度かのトラブルも発生し、試行錯誤して解決しようとする場面を見て、まだまだ成長過程の産業なんだと実感しました。
会議のテーマも「withコロナ時代のまちづくり」「コロナ禍におけるまちづくり」という内容が主軸でした。各都市からの報告も例年通りのまちづくりについての経過報告だけでなく、コロナ禍における現状の報告もあり、新型コロナの全国的な影響の大きさを改めて感じました。
来年は長崎で開催され、次に神戸で開催されるのは2025年の予定です。その頃には新型コロナの影響も少なくなり、市民が参加できる様々なイベントが企画・実行されると思います。5年後にはなりますが興味のある方は参加してみてください。

林 秀峰

 

 

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季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。