第68回『岡本の街と私』

『岡本の街と私』  岡本7丁目 Arbos  泊 涼子

私が初めて岡本を訪れたのは19歳のときでした。兵庫県加東市で学生時代を送り、高校卒業を機に明石の祖母宅へ。その時、三ノ宮のバイト先の友達が私を初めての岡本に連れてきてくれました。阪急岡本駅の改札を出た時に他の街とは違う風景にワクワクした事を覚えています。

2度目は夫と。結婚前で、いつか2人でお店をしようと言っていましたが、まだ“漠然とした夢”の頃でした。そんな時に2人で岡本に来て、岡本でお店とか素敵だよねと話していました。そこから数年後、お店を開くことになり、移転を経て、結果、今現在は岡本でお店をさせていただいております。嬉しいことにめでたく夢叶う、となりました。何かご縁感じる岡本です。

店名Arbosは“樹”という意味なのですが、この地域にしっかりと根を張って皆様に可愛がっていただけるお店にしたいという思いからその店名に決めました。まだ志半ばではありますので、今後もこの素敵な街で素敵な住民の皆様と楽しくお仕事させていただきたいと思います。

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。