日没後の岡本を体感 幹事揃って夜のまち歩き実施
2020/10/12 7月19日、幹事で「夜のまち歩き」を行いました。2月の座談会で話題になった、夜道が暗いことの改善と、夜間景観の検討にどのようにとりかかるのかを考えるため、その前に、一度自分達で夜の街の様子を確認・共有したくて実際に歩いてみました。
いつも歩いている岡本の街、日没後、お店が閉店した後の岡本はどのような街なのか。夜間の街の明るさと景観を意識しながら歩いてみたことで、新たな気付きや発見がありました。
参加幹事の感想を掲載しましたので、ぜひお目通しください。
■ 参加幹事の感想
思ったことは「もったいないなあ」です。閉店時間になり閉めておられる各お店の外灯またはショーウインドウは、多くのお店は電気が消されていました。景観面・安全面からも是非電気をつけてお帰りいただきたいと思いました。
何より、かく言う私のお店も電気がついていませんでした(泣)。まず私が電気をつけて帰宅しようと思い、さっそく7月19日から電気をつけています。そして、ぜひ、お店の方々・お住まいの方々に夜の外灯点灯のご協力をお願いしてまいりたいと思いました。
足立 大輔
皆が一番明るいであろうと予想していた岡本坂が予想外に暗く、まず着手すべきは岡本坂だと感じました。
閉店後もシャッターを降ろさないお店とグリルシャッターのお店が閉店後も店内にほんのりと明かりを灯しておいてくださるだけでもかなり印象が変わると思います。 まずは、岡本坂を幹として、その流れをキャンパス通りやフェスティバル通り等に波及してまち全体に明るさを取り戻せればと思いました。
横田 伸之
電柱には基本的に街灯がついているので思っていたより暗いとは感じなかったが、電柱の間隔が長い箇所もあるので、そこはちょっと暗いなと感じました。
住宅の門灯や店舗のライトアップが早々に消えている所があったので、できれば人通りのある時間帯、JR・阪急の終電の時間くらいまでは意識的に点灯して欲しいなと思いましたが、電気代の事もあるので難しいかもしれません。
個人的には明るさより色の統一性がない事が気になりました。欧州では電球色の街灯が多く、夜になれば街全体が温かみのある色に包まれます。日本では蛍光灯が多く使われているので白みのある光源が多くなっています。岡本周辺の街路灯だけでも電球色になれば街の印象もガラっと変わるんだろうなと思いました。
林 秀峰
シャッターを閉めたテナントが続く通りは外灯が道路を照らすのみで、どこか暗く感じました。住商混在の地域柄、住居の玄関やポーチもあるのですが個人宅の外灯も最近では点けるお家が少ないのか残念ながら寂しい感じがする通りもありました。
ある通りではグリルシャッターやガラス張りのテナントが続き、店先のダウンライトが点灯していたりショーウインドウがライトアップされ、通り自体が明るく感じたと共に防犯に役立っているなと思いました。
当協議会は、景観まちづくり、特に近年は広告看板の是正に取り組んでいますが、今回の夜の街歩きを通して岡本の未来がどうなって欲しいのか、ただ街が明るくなればそれで良いのか、幹事一同頭をひねって話し合わなければと思う夜となりました。
森下 逸朗