‘2016/04’ カテゴリーのアーカイブ

5年に1度のホスト役 「開港5都市景観まちづくり会議・神戸大会」

2016/04/17

開港5都市景観まちづくり会議・神戸大会秋号でご案内しました「開港5都市景観まちづくり会議・神戸大会」(平成27年11月6日(金)に全体会議、7日(土)に分科会)が開催されました。
当協議会の幹事・サポーターも、開催都市神戸の景観まちづくり団体の一員として参加し、多くを学び、刺激を受けました。

■ ためになった、楽しかった 石橋 正敏

まち協では月に一度、公開幹事会が開催されています。僕は2年前の1月から参加している一会員で、幹事ではありません。「開港5都市景観まちづくり会議」という言葉を知ったのは1年目の夏。それが今回、神戸で開催されるということでスタッフの一人として神戸朝日ホールへ足を運びました。
進行表を手にし、「知りもしないのに評価することの愚かさ」を自己反省。というのも、函館・新潟・横浜・長崎そして地元神戸から、多数のまちづくり団体が参加する内容の深い会議なのです。
公開幹事会に参加していなければ知らないままだったでしょう。景観というと、京都のお店の看板の色は他とは違う。その程度の認識でした。開港5都市景観まちづくり会議を5都市持ち回りでやっているのも初耳。
1日目は、全体会議(各都市活動紹介など)と基調講演の2部構成です。定員350名のところ、倍の700名を超える応募があったそうです。その動員力となったは、小説家・玉岡かおるさんの基調講演でしょう。それを楽しみにしていたのは僕も同じだから…
第一部。各都市の発表は、関係者以外はさほど興味がない空気感は否めません。しかし、皆さん、徐々に乗り出して聞いています。「へー」とか「そうなんや」といった頷きも伝わります。その地へ旅した気分になる発表もありました。
第二部。いよいよ玉岡かおるさんの登場。赤いジャケットに真珠のネックレスとブローチ。神戸を表現するアクセサリーです。
「陸尽きて海始まる神戸のまちの物語~「お家さん」の歴史から~」という講演タイトルは流石です。幾度の災害にも甦ってきた神戸の物語は、講座を受講しているようで実にためになるのです。神戸市民である喜びを感じさせてくれるエピソードも散りばめられていました。
今回、僕と同様に、「目から鱗」だった人が会場にいたと思います。
ラッキーにも当選した350名の多くが、景観まちづくりに取り組む5都市があること、神戸もその一つであることを知ることになった気がします。
僕がそうだったように経緯はどうであれ、一人でも、わが街岡本が景観まちづくりに取り組んでいることを頭の片隅にインプットしていただければ幸甚です。

4_2■魚崎郷まちあるき 小田 敏夫

古来より酒造りが盛んな阪神間、その五つの酒造地域の総称が灘五郷。そのひとつ、魚崎郷のまちあるきに参加しました。
まずは、櫻正宗蔵開きから。酒造りの始めに関係者のみで行われる神事ですが、今回、特に参列を許されました。厳かな神事に、日本人が万物の全てに神性を見出して、感謝を奉げてきた歴史を感じます。魚崎郷は、そんな日本人の伝統や価値観を引き継いできた町です。
しかし、あの阪神・淡路大震災で、魚崎郷の歴史ある木造蔵は全壊、町は荒廃しました。震災前、十二社あった酒造会社も、今では五社となり、かつての跡地には他業種の建物や大きなマンションが立ち並んでいます。新しい住民には、この町の歴史を知らぬ人も増えたと聞きました。
魚崎郷まちなみ委員会の人達は、町の歴史を次代に伝承して、真の町の復興をすべく活動されています。その具体的な成果が、まちあるきで案内された建物や構造物の意匠に反映されていました。
私達の町、岡本とは、また個性の異なる魚崎郷ですが、町を愛し、守っていく姿勢には、変わることがないと実感し、勇氣を頂きました。ありがとうございます。

まちづくりは愛だ■まちづくりは愛だ 足立 大輔

僕が参加させてもらったのは、2日目の分科会3「まちは誰がつくるの?」で、他都市の皆さんに岡本のまちづくりについて紹介し、意見交換をするという企画です。
今回、僕は、屋外広告物の事前協議の成果(お店の看板を岡本のまちに似合うものに変更いただいた例)を紹介する役目でしたが、とても緊張してしまい、しどろもどろに・・・。えらいこっちゃでした。しか~し、そこは、司会者のわが美しい街岡本協議会のコンサルタント根津氏の巧みな話芸でカバー! さすが見事でした。
それからは新長田北・魚崎郷・岡本のまちづくりに関するクイズと意見交換に移るのですが、今思うに僕はこの会をナメていましたね。だって、こんな難しそうな企画、楽しくないですやん!
意見交換のテーマを1つ紹介します。「紳士協定の独自ルールでまちなみ形成・まちなみ保全を図ろうとすることの意義は?」。えっ!? 何!? これは… 国会中継の議員みたいに居眠り者続出だぜ(泣)
ですが、そうさせないのが、美しい街岡本協議会です!
クイズは4択で、①~④の旗のうち正解と思う番号を挙げる旗揚げ形式です。なんか楽しそう(笑)。その後は、特大のサイコロを転がして、事前に配っておいたカードの番号で、出た目の数を持つ方に意見をいただくというルール。
「イヤーン当たらないで~」サイコロが転がる時の皆さんの息を飲む音が聞こえてきそうでした。
けれど、アットホームな雰囲気の中、皆さん、しっかり意見を述べられていました。あまりに上手く話す方には名司会者も脱帽! その方のお話はこうです。「まちづくりは行政ではなく住民が行うもの。『市民参加』ではなく、住民主体のまちづくりに『行政参加』というのが本来の形だと思う。」「まちづくりに限界があるとすれば、まちへの関心を持たなくなるときではないか。関心のない人をいかに振り向かせるかが、今まちづくりに取り組まれている皆さんが悩まれていることかもしれない」

5_2 蓋を開ければ、びっくりポン’皆さん、居眠るどころか、目をキラッキラさせておられました。真剣に議論されており、それぞれに、それぞれのまちづくりがあり、皆さん試行錯誤しておられるのだなあと感じました。
ある方が「まちづくりは、愛だー。」とおっしゃられたのがとても印象に残りました。そのことは僕でも理解しました。これから、僕もいろいろ理解できるようにまちづくりに励みます。

開港5都市景観まちづくり会議 参加者の感想より

2016/04/17

わがまちのことを知って、もっとわがまちを好きになる
開港5都市景観まちづくり会議 参加者の感想より
まち協の幹事・サポーターが、開港5都市景観まちづくり会議に参加して感じたことを掲載させていただきました。他都市でまちづくり活動をしておられる方、一般参加として参加された神戸市民の方の感想の一部を紹介します。

開港5都市景観まちづくり会議に限らず、まち歩きや勉強会など、まちづくり活動や、そのまちのことを紹介するイベントへは、案外、あちこちで開催されています。機会があれば、皆さんも参加してみませんか。思いもよらないところから、まちへの関心、愛着、誇りが芽生え、今よりもっとわがまちを好きになるきっかけになることと思います。

6-1

 

 

 

 

6-2

 

 

 

 

 

 

 

岡本版・屋外広告物ルール&ガイドライン 新冊子ができました

2016/04/17

岡本版・屋外広告物ルール&ガイドライン 新冊子 大解剖!!
新しい冊子ができました

平成26年5月の定期総会にて承認されました、岡本オリジナルの屋外広告物に関する決まりごと「岡本版・屋外広告物ルール&ガイドライン」の内容に則して、看板を設置しようとする事業者と事前協議を行ってきました。
そして、この度、景観計画変更手続きが無事終わったことを受け(平成27年12月25日告示/平成28年3月25日施行)、「まち協のルール」が、神戸市景観計画の制限として「神戸市のルール」に位置づけられました。

美しい街岡本冊子解剖同時に、新しい冊子もできあがりましたので、本紙にて、中身を少しご紹介したいと思います!

P7・8では、基本方針として、
1.岡本の街の遺伝子を活かす
2.小さくかわいい岡本の街に似合う
3.道ごとの特徴・雰囲気に合わせる
4.歩く人の視点を意識する、という4つの考え方を示しています。

 

 

 

ガイドライン
P9~11では、山手幹線、岡本坂、フェスティバル通りなど、岡本にある様々な道ごとの特徴と、道ごとのイメージ・雰囲気に合わせるデザインのポイントを示しています。

 

 

基本方針

P13~20には、全ての広告物に関すること、P21以降は広告物の種類別のルール&ガイドラインの内容を記載しています。
P21、22壁面広告の頁では、設置位置と大きさの制限について記しています。特に、大きさについては、基本方針で示したように、道ごとの特徴を踏まえ、道幅に合わせて差を設け、歩行者の目線高さに設置する場合は、すべての道で共通して、小さめのサイズとしました。

 

 

 

美しい街であり続けるために 2015年10月~12月

2016/04/17

10~12月の事前協議案件は2件でした。

1. サロンドクルール→特に問題なし

2. 神戸インターナショナルスクール→「Zoo-Phonics Academy神戸校」から変更。壁面広告とビル集合看板の更新、地上広告 の新設。集合看板に表示される「2F」の文字が、店名・屋号以外の文字の大きさのルールに適合しないため、修正。その他は特に問題なし

美しい街岡本協議会のエリア内で建築行為を行う場合は、市役所への届出に先立ち、当協議会との事前協議が必要です。建築物・工作物の新・増・改築を行う場合や、広告物を掲出する場合は、基本計画について、必ず当協議会へ説明・相談ください。

協議が必要な行為

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街みがきは自分みがき!できることから少しずつ

2016/04/17

12月26日(土)朝8時、JR摂津本山駅シンボルツリー・メタセコイアから「岡本クリーンクルー」3回目をスタートしました。

8_3 2グループに分かれ、右手にトング、左手にゴミ袋を持って、当日のコース(山手幹線・岡本坂・フェステバル通り他)のゴミ拾いをしました。

10月からスタートしたクリーンクルー活動。山手幹線や岡本坂、フェスティバル通りなど比較的人通りの多い道を中心に、路上のゴミを拾って歩きます。
これまでの各回の参加人数は、5~8名くらい。たった30分間の清掃活動で、毎回30リットルのゴミ袋1~2つ分くらいの量のゴミが集まってしまいます。

毎月第4土曜日は岡本クリーンクルーの日として、継続実施し地域の恒例行事にしていきたいと願っております。8_1

『街みがきは自分みがき』と思って、できることから少しずつ活動できれば「美しい街岡本」を「愛するわが街」として、もっと身近に感じられると思います。
ご近所の皆さんも気軽にご参加ください。
クリーンクルー委員長 寺井康裕

 

8_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリーン作戦参加者募集!

2016/04/17

クリーン作戦参加者募集!

クリーン活動
3月14日(月) クリーン作戦参加者募集!

 

クリーン作戦は、年に2回、3月と9月の第2月曜日に実施している一斉清掃です。
岡本商店街振興組合、本山中央婦人会、甲南大学、甲南女子大学、神戸薬科大学、美しい街岡本協議会が協力して、道路のガム剥がし、ゴミ拾いなどを行います。
あなたもクリーン作戦に参加してみませんか?
参加いただける方は、事務局までご連絡いただくか、まち協幹事にお声かけください。
★平成28年3月14日(月)9時半集合
★午前10時~ 約1時間半の清掃活動
★小さいゴミ袋と軍手を持参ください
事務局【FAX 078(451)0369】

 

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。