‘2017/08’ カテゴリーのアーカイブ

「ぼくたち・わたしたちの未来予想図」小学生アンケートと俺たちの岡本!

2017/08/23

総会第2部報告 「ぼくたち・わたしたちの未来予想図」 小学生アンケートと俺たちの岡本!

平野

平野さん


■まち協との出逢い
(平野)生れも育ちも東京で4年前に岡本に引越してきたのですが、初めて阪急岡本駅に降りたとき、目の前に広がる石畳がきれいで、岡本坂を下ると、ローソンや松屋の看板が違うと気付き、この街は景観について力を入れているのかな、治安も良く、良い人たちが多いのかなと思って引越してきました。
そんな話をバーで出逢った足立さんにしたところ、美しい街岡本協議会というのがあってねと。まち協のことを知り、誘われて飛び込んでみました。
足立さん、なぜ小学生アンケートをしようと思ったのか教えてください。

 

足立

足立さん

(足立) 自分がまちづくりに取り組み始めて、美しい街岡本協議会の思い、考えを、地域の皆さんはどう思っているのか、「わがまちを愛する思い」は同じなのか、子どもたちは岡本の街をどんなふうに思っているのか、知りたいと思いました。私自身も少し前まで知らなかったけれど、こうやってまちづくりに取り組んできたから今の岡本の街があると思うと、まち協の取り組みを知ってほしい、共感してほしいと思いました。

昨年、一昨年のサマーフェスティバルでは、たくさんの写真の中から好きな岡本の写真を選んでもらったり、まち協の取り組みをクイズ形式で紹介したりしました。
その中で子どもたちの意見がとても純粋で、素敵な意見をたくさん聞くことができました。もっと子どもたちに話を聞きたいと思い、今回の小学生アンケートを企画しました。

江見

江見さん

(江見)私は、昨年のサマーフェスティバルで、まち協ブースの前を通りかかって、お手伝いしたのをきっかけに、会議等に参加するようになりました。

 

 

■未来予想図アンケート
(江見) 今回のアンケートは準備から参加する始めての企画でしたが、とても興味深いと思いました。問1「大好きな場所」で、公園という意見が多く、「お友達がいっぱいいるから」、「みんなが遊べるから」という理由が多くあげられました。
問2「ほしいと思うもの・場所」でも「友達と一緒にいけるお店」、「大人・子ども・老人でもいけるカフェ」「駄菓子屋」などの意見があり、問1の理由の「みんなと会える」というのと共通するものがありますね。

(平野)私が、江見さん足立さんと出逢ったのはバーです。大人の駄菓屋さんみたいなものですね。大人も子どもも人が集う場所を求めていて、それによって生まれた縁が大切だと感じました。

(江見)大好きな場所「保久良神社」の理由が「景色が好きだから」は、子どもなのにしっかりしていると思いました。
問3「おとなになったらまちでやりたいこと」では、岡本は住宅だけではなく商店もある街なので、岡本でお店がしたいという意見が出てくるのではないかと思いました。
よく見ているなぁと思ったのが、「傷んだ石畳をなおしたい」という回答で、石畳や景色が好きという回答は岡本に愛着がなければ出てこないのではないかと思います。
小学生アンケートをしてみて、改めて岡本は良い街だなと感じました。

■今思っている事
(平野)子どもたちが大人になったときに自分のまちが好きと思える岡本であり続けたいと思います。

(足立)会長からは、好きにしたらいいと言ってもらっていますが、これまで受け継がれてきた思いは守っていきたいです。やり方も変えてもいいし、将来思いもよらないことが起こる可能性もあると思うので、その時は自分たちでしっかり考えて、岡本のためにできるいいという意味だと思っています。
岡本地区には、様々なまちづくりルールがありますが、それらは、先輩方、当時の地域の皆さんがルールがある方がいいと考え、必要としたからできてきたのだと思います。私たちにはできあがったものがあるのでそれを活かしていきたいです。
もっと街のことを知りたいし、これまでの活動や思いをもっと知っていくことが第一歩だと思います。

(江見) 難しいし、大変だと思いますが、力を合わせればできると思います。

(平野) まちづくりに取り組んでこられた先輩達は、強い個性を持って引っ張ってこられたと思うので、私たちも強烈な個性をつくっていきたいですね。

(足立)正直なところ、今の会長と同じだけの熱い思いが自分にあるのかいうと、ちょっと難しい部分もあり、熱い会長を冷静に見ながら、バトンを受け取れるだろうかという不安もあります。
ただ、以前は会議やイベントに参加しても、よそ者のような意識でいたけれど、今は違います。友人やまわりの人と会話でも、自然に岡本愛を語れるようになっていたり、クリーンクルー活動(月1回のゴミ拾い活動)も、少し前なら、照れくさい、恥ずかしいような感覚がありましたが、今は、道にゴミが落ちていたら、普段から拾うようになりました。言葉や行動で岡本愛を表現できるようになってきたと自分自身の変化を感じています。

■今後の決意表明!

(平野)最後に決意表明です。僕は、まずは、次回こういった機会があれば、もっとちゃんと話せるように頑張ります。

(江見)私は地元人ではないし、わからないこともいっぱいあるので、まずは、今まで先輩方がつくってきたことを学びたいと思います。迷ったときは、これまでの活動や、ルールをつくった理由など、原点に戻って解決していきたいと思います。そして「岡本らしさ」とは何か、自分で吸収し、皆さんと共有し、次世代に残したいと考えています。

(足立)大好きな岡本の街で、楽しくまちづくりをやっていきたいと思います。若輩者ですので、今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

2

第1回 まち歩き

2017/08/23

5月2日(火)、真夏のような強烈な日差しの中、幹事でまち歩きを行いました。
看板(屋外広告物)に着目しながら、幹事が一緒に歩くことで、普段見慣れているはずの街並みの中に気付きや発見がありました。

4-1(まち歩きの感想)
■「岡本縦横無尽 新発見の連続」  江見 崇

14時にJR摂津本山駅北側駅前広場シンボルツリー、メタセコイア前ヘ集合。先ずはJR通りを東に進み、その後山手幹線沿いを西に進みました。
早速、新装開店準備中のお店を発見!こんな発見嬉しいですね。

天上川地点で北上し、フェスティバル通りを東に岡本坂まで行って岡本坂を北上しました。石畳を歩くと岡本を感じます。メインストリートでもあり人々の往来の多さもさる事ながら、看板の数も増えてきます。どれ位の数の看板があるのでしょうか。一度数えてみたい気もあります。

続いて、阪急岡本駅から東へ突き当たりまで進み、細い路地を南に下りました。
普段通らない路地ですが大通りとは異なるお店・看板があります。是非、散策してみて下さい。お好みのお店が見つかるかも知れません。

普段は景色の中に埋もれる看板も、一つずつチェックをしていくと再発見・再認識する事もあり、こんな所にこんなお店・看板があったのかと新発見の連続でした。

岡本は古くからあるお店もあれば、入れ替わり立ち替わりで新しいお店もたくさんあります。今回、廻りきれなかった道も含めて、定期的に岡本ウォークを続けていきたいと思いました。次回は季節の良い秋頃を希望します(笑)
4-2

■「店舗の熱い情熱と街の調和」  平野 貴和
日々の生活で岡本界隈を歩いているはずだから、今更みんなで回らなくとも判っているハズ…勘違いでした。

知らなかったお店があったり、既知のお店でも新しいサービスが展開されてたりとまち歩き本来の趣旨以外にも個人的に嬉しい発見が幾つかありました。このような発見があるのは店舗さんの看板、壁面、窓面広告の効果でしょうね。

僕は内向的なので新しいお店にいきなり入るのが苦手です。看板、外観の雰囲気でお店を判断することがあります。

ぶらっと歩いて気になったお店をのぞく、こんな時に看板、広告はとても素晴らしい情報源になります。それ故に店舗さんも看板に心血を注がれていると思います。今回のまち歩きでもそんな店舗さんの伝えたい気持ち溢れる看板を多数拝見しました。

現在、岡本という街は関西住みたい街ランキングで上位に入る街で、特にニューファミリー層が落ち着いた雰囲気を支持しています。
転入が多い街ですから新規のお客様に情報を提供してお店を知ってもらいたいという情熱はよくわかりますが、店舗さんの熱い情熱を街の調和にも分けてもらえればとも思います。

新たに岡本に来られる方は街の落ち着いた雰囲気を好まれていると思います。
店舗さんの伝えたい想いと街の調和は難しいことだと思いますが、そのバランスが取れたとき岡本を気に入ってる新規のお客さんはお店の外観、雰囲気に惹かれ、よりお店に入りやすくなるのではないでしょうか。

第5回サインスクールで宣伝してきました

2017/08/23

5 「一般社団法人サインの森」という全国の看板(屋外広告物)の業者の団体が開催するサインスクールに講師としてお招きいただき、私たちのまちづくりについてお話ししてきました。

年一回初級者向けのサインスクールを4泊5日で開催されており、今年は第5回目とのことです。朝7時半から夜7時までビッシリ講義があり、講義後夜9時までにレポート提出というすごい時間割でした。受講者は入社3年未満の若い方々で、熱心さに圧倒されました。

講義内容は、看板とはなんぞや、から始まって、基礎知識、技術、営業、法律、ありとあらゆる看板についての講義が39時間。
その中の1時間をいただき、「岡本版・屋外広告物ルール&ガイドライン」に込めた思いや、ルール&ガイドラインができるまでの検討過程などをお話ししました。

「このまちに住みたい、このまちで働きたい、このまちで子育てをしたい」と思われるまちであり続けたいという一心でまちづくりに取り組んでいること、屋外広告物ルール&ガイドラインは「素敵な看板でまちを彩りたい」という思いでまとめあげたこと、住民が中心になり検討した、小さなまちの独自ルールが市のルールになったこと、ルールができて終わりではなく、魂を入れ続けることと形骸化しないように歩み続ける大切さもお話ししました。

これまで、まちづくりを楽しみながらやろうと、いろんなことをしてきました。神戸大学の三輪研究室の協力も得て、ワークショップや現況調査、アンケート調査を実施したり、素敵な看板コンテスト、勝手提案コンテストなど、様々な取り組みをしてきたこと、事前協議でのやりとりなども具体的なエピソードを交え、多岐にわたり、10年の歩みをスライドで紹介しました。

看板屋さんたちも目立つだけの看板ではなしに、いかにそのまちの感性が自慢できるようなものにできるか、ということを大切にしていきたいとおっしゃっていました。

登る道は違っていても、めざす頂上は同じということもまた再認識しました。

橋谷惟子

美しい街であり続けるために 2017年4月~7月

2017/08/23

※4~7月の事前協議案件は13件でした。
①分譲マンション資料請求受付中の広告→ 文字の大きさをルールに合わせることと、 表示面積の合計を10㎡以下とすることで、期間限定の広告として承認
②阪急岡本駅→阪急岡本駅舎に設置されている全ての屋外広告物をルール&ガイドラインに適合するものに更新していく方針。今後も引き続き協議を行っていく
③河合塾マナビス→壁面広告は問題なし。2階の窓面広告については開口部の20%以下となるよう再考をお願いした。貼り紙等は景観に配慮し控えていただくようお願いし、決められた枠内にしか表示しないと回答をいただいた。
④有本西ビル→1階入口に集合看板を掲出したいとの相談について、すでに協議・申請済みの突出広告兼集合看板が2個あるため、集合看板でない計画となるよう設え、デザインを修正
⑤日住サービス→隣の建物(ミズハカメラ跡)にサロン室開設。既存の壁面広告と同じ文字の大きさで、同じ「日住サービス」の屋号のみの表示を並べる。
⑥ガーデンポルテ→特に問題なし
⑦月輪→特に問題なし。
⑧NORTH SHORE→スタッフ募集のポスター掲示。特に問題なし。
⑨三井のリパーク→区画追加にともない注意看板追加
⑩エーアイイー英語専科・ザック岡本キャンパス→事業譲渡のため、意匠を変更。地上広告そのものの高さがルールに不適合である旨を説明した。
⑪ケンタッキーフライドチキン→工事中の仮囲い塀に事前協議なしに設置された。事後ではあるが、地域のルール、思いを説明し、書類を提出いただいた。今回の件を踏まえ、協議会としては、期間限定であっても「自家用でない広告」は原則認めないこと、控えていただくようお願いしていくことを確認した。
⑫グランレジェイド岡本(建設中マンション)→機械式駐車場の壁面緑化等設えについて協議。丸見えだった西側にルーバー追加、パトランプは点滅させないように(点灯式)変更。懸念事項の駐車場出入りの車安全対策については、パトランプの点灯とカーブミラー、管理規約等により徹底するとの説明を受けた。
⑬TAOCAA COFFEE→特に問題なし

協議が必要な行為

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成29・30年度幹事 自己紹介・ごあいさつ

2017/08/23

幹事

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。