まだ残暑の厳しい8月25日(土)、午後３時、本中から吹奏楽部の皆さんが各自楽器を持って、摂津本山駅のメタセコイアに集まってくださいました。少し過ごしやすくなりはじめた午後５時、黄昏コンサートがスタートしました。
　聴衆との距離はたった２メートル、息継ぎさえ感じるほどの至近距離のなか、３年連続金賞の栄誉に輝いた圧巻の演奏でした。リクエストは我が本中の校歌でした。
　昨年の本中の文化祭で、吹奏楽部の引き込まれるような素晴らしい演奏に出会い、ぜひ、地域の皆さんに聴いていただきたいと、学校にお願いに伺い、快諾いただきました。
　会場は摂津本山駅、机・椅子は本山地域福祉センター、マイク等は住民の方に貸していただきました。周辺のお店の方のご理解ご協力もいただき、はじめての企画でしたが、３００人以上のまちの人と本中吹奏楽部が一体となった素晴らしいコンサートとなりました。皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました！
　これは、本山の無形文化財です。60名の演奏者が１つになり、パフォーマンスで空間を演出し、会場全体が響き合う時間を共有できました。
　ぜひ、来年も！ との嬉しい声が聞こえてきました。新しい１ページが始まります。

橋谷 惟子