‘イベント’ カテゴリーのアーカイブ

岡本点描

2018/04/16

クリーン
■ 好きな人と大好きな街で

私が「美しい街岡本協議会」のクリーンクルーとして活動を始めたのは秋のことでした。それから冬が過ぎ、今まさに春を迎えようとしています。木々は芽吹き、街を彩る花々も咲き始めました。

季節が移り変わると共に華やかな雰囲気が漂い始めた岡本ですが、クリーンクルーとして活動をしていると、落ちているゴミでも季節の変化を気付くことができました。好きな人と大好きな街「岡本」で過ごせるように、大人としてちょっとしたエチケットを守っていきたいと思います。

普段は行きかう岡本の皆さんと挨拶を交わす事はなかなか勇気が持てませんが、クリーンクルーとして活動中は積極的に声を出して挨拶をしています。住民が挨拶を交わす街になると、福祉・防犯の視点に立っても効果的なことだと感じています。

今後も多くの先人先輩方が「岡本」に誇りを持たせてくれた歴史に恥じないようにし、次世代にバトンを渡せるように活動を続けていきます。

モコ美容室 篠木圭子

 

■美しい街を思う

p4_2 両親が高齢となって、週末は広島の実家に帰ることが増えました。実家に帰るたびに、広島は美しいと思います。ゴミの落ちていない清潔な街、青い空そして海。ゆったりとした人間の暮しに、何だかほっとして、心がとても安らぎます。
私は、もう二十数年暮している神戸の街が大好きですが、足繁く広島に帰るようになってから、美しい故郷のあること、帰る家のあることを、とても幸せに思うようになりました。

神戸のなかでも、私達の住む岡本は、とても美しい街のひとつです。普段暮していると、それが当り前になり、何も感じなくなってしまうけれど……他所から来た友人知人を案内すると、一様に「いい街だなあ」と言ってくれる。そう言われて今さらのように思い出すのは、初めて岡本に来たときの「この街に住みたい」という氣持ちです。住み始めた頃は、阪急岡本駅で電車を降りるだけで、嬉しかったのに。
外からの目線で、わすれていた自分の幸せに、人はようやく氣がつくのですね。それは離れてみて初めてわかる故郷の美しさに似ています。

p4_3岡本はまた、女性の美しい街でもあります。老いも若きも誰もが皆、お洒落をして街を歩いている。そんな街の中を、いつも一人、道路のゴミや吸殻を拾ってくださっている御婦人の姿があります。寒い冬も暑い夏も、自らを語ることなく、黙々と街を美しくしてくださっている。その姿に心の中で手を合わせます。
岡本の街が美しいのは、こういう人達の存在があるからです。街の美しさとは、そこに住む人達の心の美しさのことなのですね。

小田 敏夫

 

 

 

 

第1回  岡本もちつきと石畳すごろく大会

2018/04/16

餅つき12018年1月2日、寒さ和らぐ晴天の中、岡本商店街振興組合青年部主催、第1回 岡本もちつきと石畳すごろく大会が開催されました。
1920年(大正9年)阪急電鉄神戸線開通、これと同時に阪急岡本駅が開業しました。そのしばらく後に、1935年(昭和10年)、JR摂津本山駅が開業しました。
それぞれの駅周辺では宅地造成が進められ、多くの人がこの街に移り住んでこられました。水害、戦災、震災など、幾多の困難を乗り越え、隣接するふたつの駅の間、今では様々な商店が軒を並べています。
住宅と商業店舗が混在する中、お店が街のために果たすべき役割とは何か…。街の賑わい、人との繋がり…。
今回の「岡本もちつきと石畳すごろく大会」は、商店と地域との良好な関係を築こうと、岡本商店街振興組合青年部メンバーのカインドオル河野さんの発案で、企画・実施したものです。

もちつきは、午前と午後の2回に分けられ、小さな子ども連れのヤングファミリーなどが、もちをつこうと長い列を作っていました。
冬空の下、電気ごたつが2台置かれ、台の上にはみかん。小さな子どもたちがうれしそうに温まっていると、そこに獅子舞が登場! お正月を演出するのに、一役かっていたようです。
商店街の各店から、おでんやお酒、ポップコーンなどの露店の出店もありました。
青年部主催ということもあり、子ども参加のもちつき、街を回遊するすごろく、新年の抱負の書き初めなど、活気溢れるバラエティに富んだイベントとなりました。

1月2日という日程もあり、人が集まるか心配されましたが、とても多くの皆さんに参加いただくことができました。
このようなイベントが、地域貢献、地域交流の場となっていければ幸甚です。たくさんの参加ありがとうございました。
岡本商店街振組合青年部 松澤一慶

餅つき2

 

 

 

本山中学校創立七十周年

2018/01/25

本山中学校今昔本山中学校創立70周年を記念して、校長先生、生徒会長(七十一回生)、卒業生(四十一回生、十五回生)に寄稿いただきました。

 

濱田校長先生■ 「地域とともに歩む本山中学校」
校長 濱田直勝

1947年(昭和22年)、本校は新制中学校のひとつとして誕生しました。
本年、創立70周年を迎えました。
この間、生徒急増対応のため、本山南中学校が分離したり、阪神・淡路大震災という未曽有の災害、また、生徒の学校生活が落ち着かない時期もあったりするなど、いくつもの困難はありましたが、そのたびに、生徒や教員の頑張りや、保護者の皆様のご理解、そして、地域の皆様からのお力添えのお蔭で、それらを乗り越えてきました。
現在、本校は、運動面も文化面も常にハイレベルな活動を展開しておりますが、それは、先日行った体育大会や文化祭、音楽コンクールなどで立証済みです。また、授業中の態度も素晴らしく、全市に誇る立派な生徒ばかりです。
これからも、日本はもとより世界をリードしていく人材を輩出できる学校であり続けたいと思います。ぜひ、本山・岡本を中心とした地域の皆様には、ますます本山中学校を応援していただきますよう、心より、お願い申し上げます。

生徒会長 飯田康太郎■「Active Believe Challenge ~輝く未来のために」
生徒会長 飯田康太郎(七十一回生)

今年、2017年は、本山中学校にとって特別な年。
昭和22年の本山村立本山中学校としての創立から、ちょうど70周年という節目の年を迎えています。創立当初から現在に至るまでの本山の大きな発展は、地元の方々のご支援があったからこそ、成し遂げられたものです。
70年目の本山中学校では、年間のスローガンとして「Active Believe Challenge~輝く未来のために」を掲げています。
仲間とともに、動き、信じ合い、挑戦する。本山中学生は、これらの3つの合言葉と、仲間や先生方、地域の方々への感謝の気持ちを胸に、充実した日々を送っています。

青雲高く 空澄みて ♪
紅梅薫る 六甲の峰 ♪♪

昔から歌い継がれる本山の校歌の一節です。吉野の桜と並んで詠われた岡本の梅と本山中学校との結びつきは、校歌のほかにも至る所に見られます。地域とのつながりを大切にする本山のあり方は、今も昔も変わりません。

 

PTA会長 森下充朗■「本山中学校・節目の七十年に思う事」
本山第二小学校PTA会長 森下充朗(四十一回生)

昭和六十年の入学当初十六クラスあった一年生は再編成の末、十七クラスに増えました。全校生徒数二千人を超える本山中学は私が二学年に進級する際に本山南中学が新設され我々の学年から転出しクラスも半減しました。
そんな波乱含みの中学校生活を更に思い出すべく卒業アルバムを眺めていますと、なんと私が三年生の時に創立四十周年を迎えていたことに気付きました。体育大会も文化祭も全て四十周年記念行事だったのに覚えていないとは何と薄情者なのか…。これを機に「自身の年齢が〇五歳を迎える年は周年祭」であることを頭に叩き込んでおこうと思います。
さて、そんな私は西岡本で生まれ育ち、岡本で仕事をさせていただいています。地域の縁も沢山あり、嬉しいことに本山中学に出入りさせていただくことが多くあります。体育大会などでは若人の躍動に当時の自分を重ね合わせ、卒業式では生徒達の堂々たる姿、歌声に感動を覚えました。生徒達を見てこのように感じられるのは本山中学校の気質にあるのではないでしょうか。私はこの伝統ある本山中学気質が好きです。
これからもこの古き良き気質を大事にしていただきたいと願います。そしてその伝統を重んじながらも八十周年、百周年へとより発展していただきたいと心より願っています。

 

橋谷惟子■「あの時の本山中学校」
橋谷惟子(十五回生)

忘却の彼方の記憶を辿っていくと、今では信じられないような学校の決まりや習慣がありました。もう60年も前の話です。
団塊の世代のトップの私達3年生630名、2年生700名強、1年生は800名を超えていたと思います。もちろん、南中は存在していません。1クラス55人ぐらいでした。プレハブ校舎が運動場に建ち並び、体育館は4クラスが入っていました。木造校舎で元気に騒いでいると、職員室から先生がよくおでましになられました。だって運動場がないんだものネ!
私が2年生のときに制服の提案がありました。その時は標準服といって、中学生らしい服ならOKで、姉のお下がりのジャンパースカートなるものを着ていました。男子は丸坊主で詰め襟の学生服でした(かわいそう!)。提案された制服は、今でいうダサいデザインで花の中学女子は殆どブーイングでした。決まってから、一年間の猶予期間があり、そのとき3年になっていた私はそのままで。
お昼は近くの人は家に帰って食べてもいいということでしたので雨の日以外は食べに帰っていました。3時間目と4時間目を間違えて焦った時もしばしばありました。シッカリ失敗したこともありました。
学校の勉強は結構厳しかったです。定期考査や実力考査は成績順に1~10位とか~30位まで、名前と点数が廊下に貼り出されます。私には関係のないことですが、なまじ指定席のある人たちは大変だったと思います。
放課後は受験のために補習授業を受けて、その組み分けは実力考査の成績順で学期ごとに組み替えでした。メッチャイヤでした。さらに特別補習もありカンベンしてくれ!!状態です。賢い子によく頼っていました。また来た!と云われながら。
本中は大人しい(覇気がない)といわれていましたが、神戸市のなかでは文武両道で名を馳せていました。本山中学校の3年間の仲間はいまでも仲良しで3年毎に同窓会をしています。
最後に私の好きな校歌の一節をお聴かせいたします。エッヘン

都の塵に遠ざかり ♪
都の文化、うとからず ♪
港都 神戸のひんがしの ♪
我らが本山中学校♪♪

お粗末様でした。

 

校庭の風景   5_2  5_3

 

 

 

 

クリーン作戦を実施しました

2018/01/25

クリーン作戦9月11日(月)クリーン作戦を実施しました。当協議会の担当は、山手幹線歩道のガム剥がしです。
しんどいし、始まる前はちょっと面倒に感じることもありますが、毎回終わった後には、とてもよい気分になります。自分達の街を自分達できれいにすることが、街への愛着を育みます。
今回も沿道店舗の皆さんに多くご参加いただきました。

 

■「初参加!!」  大畠 直人
今回初めてクリーン作戦に参加させて頂きました。地域の方と学生の方々と協力してると、地域の通行人の皆さんも「ありがとう!」と声を掛けて下さり、つながりを感じることができました。終わった後には清々しい気持ちになると同時に、より岡本の街を大切にしたいという気持ちが増したとても有意義な時間に感じました。

 

8matsibara■「温かい街、岡本」  三井のリハウス岡本センター 松原昌平
初めまして。
私、岡本エリアで勤務しております松原昌平と申します。
今年の5月から岡本エリアに配属されました。先ず、最初に驚いたことが岡本商店街のお祭りなどをはじめとする行事です。私自身芦屋で育ったこともあり何度も岡本を訪れたことがありますが、これほど活気がある温かい街だとは正直知りませんでした。
そんな中、今回山手幹線沿いの掃除に参加させていただきました。掃除中に横を通りすがる方々に「お疲れ様!ありがとう!」と声をかけていただき、心温まりました。
また、様々な年代の方々と掃除を通じて交流させていただき、非常に新鮮な気持ちになりました。
その後、山手幹線沿いを歩いた人の何人が気付いてくれたかはわかりませんが、1人でも多くの方が気持ちよく山手幹線沿いを歩き、気付いていただければ幸いでございます。
今後も、岡本を更に活気ある街にするために役に立てることがあれば積極的に協力させてもらいたいと思っております。
この度は、このような行事に参加させていただきましたことに感謝申し上げます。

 

■ 岡本クリーンクルー実践記 寺井 康裕
岡本在住60年余りになり、岡本への強い愛着を感じています。
まちなかの雰囲気に溢れ、人間を癒してくれる場所だからです。
街並みが織りなす美的空間が岡本らしさであり、ヒューマンでスマートなコミュニティを肌感覚で味わえる利点もあります。
美しい街岡本協議会に入り、愛するわが街の立場から2年前にクリーンクルー活動を始め、9月で
24回目を迎えます。参加者も親子や高齢者など周辺住民が増え、支え合いの地域づくりとしての一面も発揮していると思います。
愛するわが街をクリーンにすることは美意識の再生になります。
「街みがきは自分みがき」

 

☆毎月第4土曜日はクリーンクルー活動!!
 参加者大募集!!

集合場所 JR摂津本山駅北側 駅前広場 シンボルツリー前
実施日  11/25(土) 12/23(土) 1/27(土) 2/24(土)
活動内容 8:00~8:30 ゴミ拾い  8:30~9:00 ゆるカフェ
※ 拾ったゴミを入れる袋をご持参ください
 

ぼくたち・私たちの未来予想図

2017/07/23

p8美しい街岡本協議会 平成29年度 定期総会第2部企画

ぼくたち・私たちの未来予想図

地域の小学生たちに聞いてみました!こどもたちのわが街への想いを発表します。

続・俺たちの岡本!
若手メンバーで、これからの岡本を語ってみます。

 

 

岡本サマーフェスティバル2016に参加しました 

2016/12/01

岡本サマーフェスティバル2016に参加しました。 516のコメント、ありがとう!!

実行委員長 足立大輔 「思いは同じ、みんな岡本が大好きなんです!」

今年もまた岡本商店街振興組合主催のサマーフェスティバルに参加しました!
今回は、美しい街岡本協議会の想いを伝え、共感いただく企画を考えました。

夏フェスブースたくさんの街並み写真(岡本の写真と、余所の街の写真)を用意し、好きな岡本の写真、岡本がこんな風になってほしいと思う写真を1枚選んで、その写真を選んだ理由を教えてもらう。そして、お時間の許す方とは少しお話もしたりして、皆さんの思いと私達まち協幹事の思いが同じであることを知ってもらいたいという企画です!
お礼にポップコーンをプレゼント!の効果もあり!? ブースには、本当に多くの方々が来てくださいました。用意した写真は562枚。選んでいただいた写真438枚、その理由コメント516件! すなわち、ブース来場者516名以上! あまりに忙し過ぎて、ゆっくりお話しすることは、ほとんどできませんでした。(>_<) 今回は勢い…
しか~し! 終了後516名の方のコメントをじっくり読み返して、感動してしまいました!

「石畳の商店街は我が町の自慢」「きれいだから!」「銀行の地上広告でこの高さにして街と調和していてgoodです」「お花がかわいい」「緑の通り。良いね、この道」「自然がいっぱい」「神戸のパン屋といえばここ!」「毎日図書館に通った思い出の道」etc…
私の仕事場、サロンドオカモトの写真を選んだ女の子、手渡されたコメントは「今まさに父が行ってます。散髪ナウ!(笑)」ワー、ありがとう!(笑)
本当に十人十色、小さいお子さんが書いてくれた解読不能(笑)の13コメントも。(^o^)
一生懸命書いてくれたことがうれしい! 私達が期待していた「美しい緑」、「石畳が素敵」、「おしゃれな看板」等のコメントもたくさんいただきました。
やっぱり、美しい街であってほしい、という想いは同じだと確信しました。そして、コメントすべてに岡本のドラマがある。そう思いました。
街並み・景観は、その場所に住む人、通り過ぎる人、商売・仕事をする人、すべての人の共通の財産です。大好きな岡本の景観を守り育てていくために、私たち美しい街岡本協議会は活動しています。

夏フェス2屋外広告物ルール&ガイドラインは、看板がダメだと言っているのではなく、素敵な看板で岡本を彩りたいという想いからできたものです。
よく行くお店、よく通る道、見慣れた風景に愛着を感じる。景観とは、単に見た目が美しいかどうかだけではなく、私たちの生活に密着したものであるということも、今回改めて認識することができました。
岡本サマーフェスティバルは地域の皆さんとお話しできる本当にいい機会です。まち協のことを知ってもらえるし、皆さんの岡本への思いを知ることができます。
今年もたくさんの方々が私達のまち協ブースに足を止めていただいて本当にうれしく思います。みんな美しい岡本が大好きなんです!
この想いを大切に、また来年もチャレンジしたいと思います。

夏フェス-アンケート

日本サイン学会 第9回 デザインフォーラムin長崎

2016/05/13

地方を創生するサインコミュニケーション

2月27日(土)、エライ難しいタイトルのフォーラムに行って参りました。

日本デザイン学会 今回、私が行った大きな役割は、わずか10 ha程の小さな街区で看板の約束事(ルール&ガイドライン)ができたということを証明する為のようでした。

京都市や芦屋市のように行政がつくる条例ではなく、足かけ8年もかけ身の丈に応じたキメの細かいルールを住民目線で考え、地域の人々と幾度も議論を重ね、アンケートをとり、ただひたすら「素敵な看板でまちを彩りたい」という想いからルールができたという事実は、看板の作り手の方々(デザイナーや、屋外広告物業者の方)からも評価をいただきました。

本州はもちろん沖縄からもルール&ガイドライン第2案(平成25年2月発行)を持参され、「話を聞きに来ました!」と言ってくださった方もいらっしゃいました。勿論、すぐにできたての決定版をお渡ししました。

マスコミにも度々登場する京都市の屋外広告物強制執行の成果の発表や、景観=屋外広告物のあり方・役割から考えるまちづくりなどいろいろ盛りだくさんの発表がありました。

富山市では、「AMAZING TOYAMA」というまちづくりのプロジェクトが展開されており、一人のグラフィックデザイナーを中心に多くの住民の知恵と途方もない努力、加えて富山市の太っ腹な土俵のうえで、様々な取り組みが実施されています。取り組み発表を聞いて、手法の重要性と原資の必要性を感じました。

一定期間の補助金はあるものの継続するためには原資を作らねばなりません。そこには尽きぬアイデアと実行力と努力が不可欠です。また、住民の賛同と後押しが継続の大きな力となり、大きな輪になっていくことを痛感しました。看板=仕掛け=まちづくりという新しい方程式も知りました。

仕掛ける人も参加する人も面白くないとダメなんです。楽しくないとアカン!ということです。そこからまたアイデアも湧いてきます。私たちも楽しい仕掛けを考えながら屋外広告物ルール&ガイドラインを熟成させていきたいと思います。
橋谷 惟子

こうべ楽座&夜市

2016/05/13

3月21日(土)、こうべまちづくり会館での「こうべ楽座&夜市(わがまちを語る会)」に参加しました。今年のテーマは「まちびとの橋渡しー独自・継承・転進ー」。様々なことを学び、刺激を受けました。

報告1

5_1全体集会(問題提起・事例紹介)、グループ討議、全体集会(発表・全体討議)という流れで、人口減少・超高齢社会下で、地域活動の担い手発掘・育成をどう進めて行くかという課題を話し合い、次の印象を強く受けました。
地縁型活動団体(ふれ協&まち協&自治会)とテーマ型活動団体(NPO&ボランティア他)で年齢層や価値観の相違による厚い壁が中々打破できないということです。参加団体はそれぞれの地区性格と設立主旨が異なるも、次代の担い手不足は喫緊の共通課題でした。地縁型は高齢化が顕著で、一方テーマ型は地縁型に比べて低い年齢層が中心なるも少数派が多いと思います。 現代の課題となっている「子ども食堂」に代表される子どもの貧困問題。シングルマザーの増加や共稼ぎ夫婦の多忙に影響されて置き去りにされている子どもたちは食料と愛情に非常に飢えています。
このような新しい課題に地縁型とテーマ型が両者の利害を越え、互いに人的交流を図ることで相互補完し、地域実態に踏み込んでこそ解決への糸口のキッカケづくりになるのではと感じました。
地縁型(横糸)とテーマ型(縦糸)を織り込んでこそ敷居の低いコミュニケーションに富んだ組織ができ、その下で多様な人財を発掘し育成していくと思います。
寺井 康裕

 

報告2

5_2岡本の皆さんお元気ですか? 新米幹事の足立大輔です。
今回もお勉強、行って参りました。神戸元町にある「こうべまちづくり会館」で「楽座&夜市」。ワーイ!今回の会は、名前からして何だか楽しそう!
それにその日は私の仕事も公休日で、わくわく遊び気分~(笑)。だけではなく、やはりここはお勉強会。しっかりまちづくりのことをひとつでも吸収して帰ります。
神戸市内のまちづくり協議会、自治会、NPOなどいろいろな団体が参加し、まず全体集会で、各地域の活動、課題や成果などが紹介され、その後、グループに分かれ、各グループごとに、自分達のまちづくりについて討論。超~過密スケジュール。行くや、ものの見事に私のお気楽モードは打ち消されました。(泣)
中でも、全体集会でまちづくりの取り組みをお話いただいた中のお一人、尻池宏典さんのお話に特に刺激を受けました。
駒ヶ林小学校のPTA会長、NPOふたばの理事ををされている方で、39歳、本業は漁師。いろいろな社会活動をする中、新たな活動として「こども食堂」を作りたいとのことです。

はじめは、子供料理教室? みたいなことかなと思いましたが、その地区の子供たちの多くが環境的又は経済的に、朝食をとっていないそうで、温かい朝ごはんを子どもたちに食べさせる活動をこれから行いたいそうです。決意表明として今回発表されていました。尻池さん自身どこまでできるかわからないけれど、とにかく前に進みたいという想いがすごく伝わりました。
凄過ぎるまちづくりのカリスマから新たな衝撃を受けて、あまりぱっとしないまちづくり一年生は胸一杯で地元岡本に帰ったのでした。
足立 大輔

多様な形、可能性、視点 naddistのまちづくり、「看板屋」のまちづくり 

2015/09/29

■まちを楽しもう まちで遊ぼう (慈さんのお話から)

最初に始めたのは、ナディズムというフリーペーパーの発行です。ナディズムは、灘nadaとismで灘主義という意味の造語です。続いて「ナディスト」というメールマガジンなど、灘のことを発信していました。活動を続けるうちに、「まち(灘)を楽しもう」という同じ思い人が増えてきたので、まちを楽しむ、まちを知るツアーやイベントを開催するようになりました。
組織とはちがったアプローチで、個人でまちに関われることはないかと考え、活動してきました。活動のほとんどは、誰かに頼まれるわけでもなく、勝手に、やりたいと思ったことをする、勝手にやるけれど、ルールは守ってまち遊びをしています。市バス車窓案内ツアーでは、普通に走っているバスに乗るので、運賃を払いますし、乗車マナーも守ります。灘駅で本を読む日の入場券は、普通入場券だから制限時間は2時間以内としました。東神戸マラソンは信号や交通ルールを守ります。
企画を考えていて、やるかやらないかは、面白いかどうか。面白そうだと思ったことは、まずやる。失敗もたくさんありますが、とにかくやってみること、灘愛と、大人げないことを大人なのに思いっきり楽しむことを大切にしています。
まちの遊び方(ほんの一部の例)
23-1六甲有馬ロープウェーのさよならイベント
休止されようとしていたのを知り、さよならイベントを勝手に(運営の神戸すまいまちづくり公社に頼まれたわけでも、共催でもなく)実施

灘印良品

メイドイン灘区の目立たない物セレクトショップ。業者や製造元に依頼されるわけでもなく、勝手に定価で買ってきて勝手に定価で売る

 
23-2摩耶山リュックサックマーケット
※リュックひとつあれば誰でも参加 できるフリーマーケット。毎年3月から11月の第3土曜日開催。 リュックに入れて持って来ることができる分だけにしてくださいという制限のみ。出店料不要、飲食 物以外の出店は事前申込不要

灘駅で本を読む日
灘駅橋上化工事の前に旧駅との別れを偲び、駅にゆっくり滞在する、駅を空間として味わうための企画。参加者は入場券とコーヒーを買って構内で本を読むだけ、電車が来ても誰も乗らない不思議な光景。予告なしの朗読会も開催
※先行して、去り行く駅舎への思いを込めた「灘駅弁」製作販売も
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慈 憲一氏。神戸市灘区生まれ。大学から灘を離れそのまま就職するも震災を機に帰灘。見泥地区まちづくり委員会の復興委員会のお手伝いから、会長を2年努める。その後、灘愛をテーマに個人によるまちづくり活動を展開

 

■「看板屋」とデザインと景観とまちづくり(谷澤さんのお話から)
23-4広告と景観の問題の一つに、デザインができる看板屋が少ないということがあります。昔は看板屋に頼めば、「お任せ」である程度いい看板ができました。
今は看板のことをサインと言うようになり、デザイナーからデータが送られてくる、全国チェーン店は決まったフォーマットを印刷するだけ、印刷技術の進歩や素材の変化などにより、印刷屋が看板業界に進出したり、看板屋=取り付け屋のようにもなってきています。そこで、デザインもできる看板屋を育成するためサインクリエーターという資格と組織ができました。
また、看板屋としては、看板を計画する時期を改善していきたいと考えています。看板の設置位置や予算などの計画は、最後になることが多く、配線や施工の関係から、設置方法が限られる、時間や費用をかけられないなど、結果的に、いいデザインのものができにくいという側面があります。早い段階で看板も含めた計画ができれば、いい看板が増えると思います。
一方、景観と同じくらい気になることは、安全性の問題です。先日、北海道で看板の落下事故がありました。テナントが入れ代わる時、板面だけを替えることがほとんどで、躯体や取り付け部分はそのまま繰り返し利用されるため、躯体の耐用年数や安全性が疑われる看板が実は多くあります。
岡本では、景観まちづくりに取り組まれていますが、安全性の視点も合わせて働きかけることで、看板の更新を促進し、既存不適格物件の是正につながり、景観も安全性も高めていけると思います。
良い看板は街のアクセントとなるので、事前協議をして、より良いものにしていくことはとても意味のあることだと思います。業者に変更をお願いする際、専門知識があった方がいい場合もあります。屋内からの広告やプロジェクトマッピングなど規制の抜け道のような方法、安さや耐久性、加工のしやすさから多用される素材など、時代によって主流となる広告の出し方・素材・工法などがあるので、そういったこともお伝えしながらお役に立てればと考えています。
慈さんは灘、橋谷さんは岡本で、わがまちへの愛着がすごくあり、それがパワーの源になり、力強い活動に繋がっていることを実感しました。岡本版・屋外広告物ルール&ガイドラインの冊子を見た時は、素直にすごいと思ったし、とても驚きました。
岡本の取り組みは、全国の景観まちづくりをしている地域の参考になるし、広告業界からも注目もされていると思います。  今後もそれに応えていくための努力をされていくことと思いますので、私もお手伝いさせていただきたいと思っています。

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谷澤一憲氏。サインクリエーター協会常任相談役(元会長)/第16回技能グランプリ金賞受賞/平成21年度広告物設置優秀施工者国土交通大臣表彰/実業精励の一方、高校・専門学校の講師として後進の育成に尽力

 

■お話を聞いて
総会第2部で、特に印象に残ったのは、目からウロコの慈さんのお話です。
まちを楽しむ方法、新しいまちづくりの形を教えていただきました。自分がやりたいからやっているという考え方、「大好きな我がまちで『まち遊び』をしよう」、考えすぎないで「とにかくやってみよう」、というご提案だと思います。そして、遊んでいるように見えても、強い芯を持って活動されているように感じました。
誌面の都合で割愛しましたが、本当に数多くの企画を実施されています。費用持ち出し、損得勘定なし、パロディあり、駄洒落あり、ふざけているようで、どの企画も必ず灘愛を感じるものばかり。何より、慈さんご自身が楽しんでおられる様子が伝わってきて、私たちもこんなふうにまちづくりに取り組みたいと感化されました。
また、谷澤さんのお話からは、「看板屋」さんならではの視点、プロ意識や景観に対する思い、ジレンマのようなものも垣間見えました。今後、屋外広告物ルール&ガイドラインを運用していく際の手がかりを掴んだような気がしています。心強い応援を受け、知恵をいただき、ルール&ガイドラインに息を吹き込んでいきます!
今回、まちづくりの可能性、今後の活動のヒントがたくさん詰まったお話をいただきました。まちづくりについて考えながら、これから楽しいことが待っているような気がして、わくわくしているところです。

 

 

 

自慢の看板を応募してみませんか?

2015/09/29

看板大賞募集のお知らせです。雑誌・商業界の企画で、オリジナリティにあふれた魅力ある看板を顕彰。概要は左記の通りです。
 岡本が岡本らしく美しい街であり続けるために事前協議を行っています。これまで多くの商店、事業者の皆さんにご協力いただいてきました。岡本に似合う看板、街を素敵に彩ってくれている看板を多くの方に見ていただく機会になればと思います。
 あなたのお店の自慢の看板を応募してみませんか?

■ 商業界看板大賞作品募集 ■

募集内容 実際に設置し、認知度や客数アップに寄与した看板・広告

応募締切 7月22日(水)消印有効

表彰賞金 大賞5万円 優秀賞3万円 入選1万円

応募規定 自社・自店のオリジナルの看板・広告であること

応募先  〒106‐8636 東京都港区麻布台2-4-9
     (株)商業界 商業界編集部「看板大賞係」

メール応募も可
詳細は下記URLを確認ください。

http://www.shogyokai.co.jp/shogyokai/kanban_guide.html

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。