第41回「岡本にて」 

「岡本にて」 ダイニングbar  sai sai   岡本1丁目 木皿行洋

住んで十年、店をして十五年。人生の半分以上を過ごす町。こんないい環境はないなと思う。学び、生き、働き、だからこそ、もっとなんかあるんじゃないかと。
私の店の前にある天上川。岡本八幡神社・梅林公園・桜守公園のそばを流れ皆さんが知っている川。そこを活用する手はないかと。阪急線から山手幹線までの区間を春夏秋冬に使えないものだろうか。京都の川床とまではいかずとも、サマーフェスティバルとかにあわせて川の両サイドのスペースを、川の掃除も兼ねて活用できればと考えている。 警察、役所、町内会や住民の方の考え方や方針もあろうから、今すぐにというのではないが、時間をかけて話し合い、検討して、何かしらの活動が出来ればと。
毎日川を見ていると、春にイノシシが気持ち良さそうにくつろいでいる。安全面を考え対策も、しなければなるまいがイノシシだけに使わせておくのも、もったいないと思う。
五年、十年、二十年と長い目で見て実現できればいいですね。岡本を愛し、生活する者としては、より良い町、岡本になってほしい。携わって二十五年。一人の独身オジサンの儚い妄想でした。
皆で岡本を盛り上げていきましょう。

 

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季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。