vol.42 「秋を想う」

秋を想う                         編集長 小田敏夫
夏の間、毎朝、私を起こしたのは、アブラゼミの大音声であった。

今、私を目覚めさせるのは、音もなく忍びよる、朝の冷たい空氣である。

夜の岡本坂では、コオロギが鳴いている。いつの間にやら、秋である。

四季の移ろいが消えつつある現代でも、

探せば、そこかしこに秋の氣配は感じられる。

p1040159

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。