‘2016/12’ カテゴリーのアーカイブ

岡本サマーフェスティバル2016に参加しました 

2016/12/01

岡本サマーフェスティバル2016に参加しました。 516のコメント、ありがとう!!

実行委員長 足立大輔 「思いは同じ、みんな岡本が大好きなんです!」

今年もまた岡本商店街振興組合主催のサマーフェスティバルに参加しました!
今回は、美しい街岡本協議会の想いを伝え、共感いただく企画を考えました。

夏フェスブースたくさんの街並み写真(岡本の写真と、余所の街の写真)を用意し、好きな岡本の写真、岡本がこんな風になってほしいと思う写真を1枚選んで、その写真を選んだ理由を教えてもらう。そして、お時間の許す方とは少しお話もしたりして、皆さんの思いと私達まち協幹事の思いが同じであることを知ってもらいたいという企画です!
お礼にポップコーンをプレゼント!の効果もあり!? ブースには、本当に多くの方々が来てくださいました。用意した写真は562枚。選んでいただいた写真438枚、その理由コメント516件! すなわち、ブース来場者516名以上! あまりに忙し過ぎて、ゆっくりお話しすることは、ほとんどできませんでした。(>_<) 今回は勢い…
しか~し! 終了後516名の方のコメントをじっくり読み返して、感動してしまいました!

「石畳の商店街は我が町の自慢」「きれいだから!」「銀行の地上広告でこの高さにして街と調和していてgoodです」「お花がかわいい」「緑の通り。良いね、この道」「自然がいっぱい」「神戸のパン屋といえばここ!」「毎日図書館に通った思い出の道」etc…
私の仕事場、サロンドオカモトの写真を選んだ女の子、手渡されたコメントは「今まさに父が行ってます。散髪ナウ!(笑)」ワー、ありがとう!(笑)
本当に十人十色、小さいお子さんが書いてくれた解読不能(笑)の13コメントも。(^o^)
一生懸命書いてくれたことがうれしい! 私達が期待していた「美しい緑」、「石畳が素敵」、「おしゃれな看板」等のコメントもたくさんいただきました。
やっぱり、美しい街であってほしい、という想いは同じだと確信しました。そして、コメントすべてに岡本のドラマがある。そう思いました。
街並み・景観は、その場所に住む人、通り過ぎる人、商売・仕事をする人、すべての人の共通の財産です。大好きな岡本の景観を守り育てていくために、私たち美しい街岡本協議会は活動しています。

夏フェス2屋外広告物ルール&ガイドラインは、看板がダメだと言っているのではなく、素敵な看板で岡本を彩りたいという想いからできたものです。
よく行くお店、よく通る道、見慣れた風景に愛着を感じる。景観とは、単に見た目が美しいかどうかだけではなく、私たちの生活に密着したものであるということも、今回改めて認識することができました。
岡本サマーフェスティバルは地域の皆さんとお話しできる本当にいい機会です。まち協のことを知ってもらえるし、皆さんの岡本への思いを知ることができます。
今年もたくさんの方々が私達のまち協ブースに足を止めていただいて本当にうれしく思います。みんな美しい岡本が大好きなんです!
この想いを大切に、また来年もチャレンジしたいと思います。

夏フェス-アンケート

これからもずっと岡本で 落語家 桂南光 さん

2016/12/01

岡本の秋のお楽しみ、桂南光古典落語会が、今年で十回を数えます。この節目の機会に、桂南光さんから、いろいろお話を伺うことにしました。
インタビューの場所は、南光さんが懇意にされている、とある古美術店。文化の香り漂う中で、和やかなひとときを過ごしてきました。

桂南光さん高座岡本の落語会 

 (インタビュアー) 今日は、ラジオのお仕事の後だそうで、おいそがしい中を、ありがとうございます。
(桂南光さん) 「どうぞよろしく」
早速ですが、岡本での落語会が始まったきっかけなど、お聞かせくださいますか。
「長年お付き合いを頂いている、この店のオーナー、廣岡さんが、岡本にお住まいという御縁です。阪神・淡路大震災後、復興していく地域を応援していこうという主旨で始まったんです」
岡本では、高座の設置も一門の皆様でやって頂き、手作りの会といった感じです。奥様も、裏方で会を支えてくださっています。内助の功と言いますか、僕はまだ一人なんですが、やっぱり結婚せなあきませんかね。
「いやいや。結婚なんて、するもんやありまへんで(笑)」
失礼を承知でお尋ねするんですが、関西では、落語家の人達は、テレビのバラエティーばかりやってるように思えます。あの人達が落語をすることは、少ないんですか。
「そんなことは、ありません。みんな、いろいろな場所でやってます。私ら、
呼ばれたら、どこでも行きますよ。以前、京都のお家に呼ばれて、そこで話したこともあります」
個人のお宅で……それはぜいたくな会ですねえ。さぞや立派なお屋敷だったんでしょうね。ところで、岡本の会場は、いかがですか。
「岡本は、いいですねえ。岡本公会堂くらいの大きさで、マイクなしで、後ろのお客さんまで、全員に声が届くのがいいです」
 マイクなしが、いいんですか。
「それはもう、マイクなしがいいです」
 正にライブですね。
「岡本の人は、反応がすごく良くて、前座から盛り上げてくれます。そういう空氣が、若い噺家の意欲をかきたてて、
彼等を成長させてくれるんですね」

南光さんと岡本

  落語会のチケットは、いつも前売りで完売です。おじいさんが、孫の手を引いて来場されたり、世代を超えて大人氣なんですよ。
「うれしいですね。岡本は、本当に喋りやすいんですよ。非常に、文化的レベルの高いところだと思います。聴いてくださる方の感性が高いと、こちらも触発されますね」
ありがとうございます。文化的レベルということですが、街の印象でいうと、具体的には、どんなことでしょう。 
「たたずまいの良い家や店が多いですね。私はコーヒーが好きで、自分でも豆を挽いて飲むんですが、岡本には、
おいしいコーヒーを出す店があったり、ワインの旨い、雰囲氣の良い店もあります。そういうところにも、街の人達のセンスが表われていると思います」
 美しい街づくりに長年取り組んできた私達には、何ともうれしい御言葉です。
「それから、私、カレーが好きなんですけど、何年か前、私の好きな大阪の店のカレーで、カレーパンを作ろうという企画のテレビ番組があって、岡本のドンクさんに、お世話になりました」
  あ、そのテレビ観ました!
「ところが、私の好きなカレーが、シャバシャバのルーで、それをパンに包むのが、大変やったんです。
パン用に、ルーを固めにしよかとなったんですが、カレー屋が、『それは困る』と……ドンクさんが、えらい苦労してくれはって、何とか完成したんですが、これが大評判になりました。けれど、あまりにもコストがかかって、商品としてずっと売っていくことは、できんと。期間限定というので、今はもう売ってません。私も、一個食べたきりですわ」
 (※そう言えば、あの頃、山手幹線の交差点で、派出な衣装を着た南光さんを見掛けたのを、インタビュー後に思い出しました。多分、あのときが、収録日だったんだなァ)
  奥様も甲南大出身ということで、南光さんは岡本に御縁があるんですね。ここに住む者として、何だか身近に感じます。今後も、末永く落語会を続けて頂きたいんですが……
「十年でも二十年でも、生命ある限り、続けさせてもらいますよ(笑)」

 

私の見た南光さん

インタビューにも同席頂いた、廣岡さんの御配慮で、リラックスした雰囲氣の中で、お話が伺えました。
南光さんと廣岡さんのお二人の会話からは、南光さんの、文楽や古書に関する造詣の深さが感じられました。古典芸能に関する豊富な知識や研究が、南光さんの落語に深い奥行を与えていることは間違いありません。
由緒あるお店の中であればこそ、テレビでは観ることのできない、もう一人の南光さんを拝見できた氣がします。
何も知らない素人の、不躾な質問にも、ちゃんと丁寧に答えて頂いたことには、1本当に感激しました。
写真もお好きだというので、図々しくも、私の『作品?』まで見てもらいましたが、さすがに困惑された様子。ごめんなさい。つい調子に乗ってしまいました。当日は、暑い日でしたが、南光さんは、涼し氣なストライプのシャツに、紺色のサマージャケットという出立ち。
白いコットンパンツの足許を、きっちりした作りの茶色の皮靴で締め、白いパナマ帽をひょいと頭にのせた姿は、おお、正に、夏の紳士ではありませんか!
最近では、めったにお目に掛かれない、ダンディズムの見本のようで、カッコ良かったです。
南光さんといえば、お若い頃からとてもオシャレでしたが、『あれは女房の好みですわ』と照れ笑い。『結婚なんて、するもんやおまへんで』と言いながら、夫唱婦随(ファッションでは、婦唱夫随?)
の睦まじさ……すっかりファンになりました。
今年の落語会は、十月三十日(日)です。十回記念の、お楽しみ抽選会もあります。(残念ながら、今年のチケットは、すでに完売となりました。来年は、お早めに。)

(構成・文 小田敏夫)

 

桂南光さん1桂 南光さん プロフィール

昭和二十六年生まれ 大阪府出身
昭和四十五年 桂 小米(故・桂 枝雀)に入門
芸名 桂 べかこ
昭和五十四年 上方お笑い大賞銀賞 受賞
昭和五十六年 朝日上方落語名人選
新人コンクール 優勝
昭和五十七年 日本放送演芸大賞
ホープ賞優秀敢闘賞 受賞
昭和六十一年 咲くやこの花賞 受賞
昭和六十二年 日本放送芸能大賞わだい賞 受賞
平成五年   三代目 桂 南光 襲名
平成六年   上方お笑い大賞 受賞
平成二十四年 大阪府四条畷市観光大使に就任

美しい街であり続けるために 2016年7~9月

2016/12/01

美しい街であり続けるために

※7~9月の事前協議案件は9件でした。

①日住サービス→岡本香梅館の管理のため「駐輪禁止」等の立看板設置を計画。設置する場合は、ルールに適合する大きさにしていただきたい旨を説明。ただし、今しばらくは、エフ作戦を強化して様子を見ることとなった
②カインドオル(店舗移転)→窓面広告の
カッティングシールのみ。特に問題なし
④シュシュ・アラモード→特に問題なし
⑤ハウスメイト→既存不適格の地上広告を撤去し、壁面広告を新設。窓面広告を含めて設置数がオーバーしているため、窓面のピンク帯の屋号の取り止めお願い
⑥西崎眼科→壁面広告3つを掲出する計画。特に問題なし
⑦灘寿司→ショーウィンドー、のれん、裏口表札を設置する計画。ショーウィンドーは、屋内から開閉・展示するため、屋外広告物ではない。検討中の置看板については別途ご相談いただく予定
⑧シェリル→小さい置き看板を1つ設置する計画。特に問題なし
⑨Kiitos→特に問題なし

 

 

屋外広告物(看板)等の撤去・設置・更新にかかる費用について、神戸市より助成金がもらえます!!

今年度実施する屋外広告物の撤去・設置・更新等に10万円
募集期間 平成28年5月20日(月)~12月28日(水)

☆応募には、市担当者と事前相談の上、エントリーシート・図面等の提出が必要です。詳しくは、美しい街岡本協議会または神戸市まちのデザイン課までお問合せ・ご相談ください。

【お問合せ・ご相談】
美しい街岡本協議会 TEL&FAX 078-451-0369
神戸市まちのデザイン課 TEL078-322-5484

クリーン作戦を実施しました

2016/12/01

クリーン作戦20160912クリーン作戦を実施しました

9月12日(月)、クリーン作戦を実施しました。美しい街岡本協議会は、毎回、山手幹線歩道のガム取りを行います。3月は、雨のため中止となりましたが、この日は、お天気に恵まれ、甲南女子大学の学生48名、職員の方6名の参加も得て、6か所のエリアに分かれて、順調にスタートしました。今回は街路樹の草もきれいに取り除けました。参加者の皆さんに感謝いたします。
一方で、エリア内の店の参加が少ないこと、私たち幹事が参加・協力を伝えきれていないことがあります。年に2回のクリーン作戦なので、是非積極的にご参加いただきたいと思います。来街者が快く過ごせる街でありたいものです。

柏木 良一

皆で街をきれいにしましょう

クリーン作戦201609122クリーンクルー活動を始めて1年が経ちました。幹事を中心に始めた活動ですが、今では、老若男女、一般の方の参加も増えてきています。
1周年を記念して、いつも参加してくださっている方に寄稿いただきました。

クリーンクルー活動に参加して広報を見て、参加したばかりの私です。
毎月第4土曜日の朝8時に摂津本山駅前に、家族連れも含め約10人が集まり、グループに分かれ、清掃を続けています。きれいな所もありますが、吸殻、食品包装紙、紙くず、空容器等が、無造作に捨てられています。
美しい街岡本協議会のクリーンクルー活動以外にもタクシーの運転手さん、婦人会の方々のご奉仕もあると聞きました。「ステン・スワン・プロジェクト」で甲南大、薬大、甲南女子大の学生さん達がゴミ拾いと啓蒙活動をされています。感謝です。一人のご婦人が草を抜き、こつこつと清掃に励んでおられる姿にとても感動しています。
みんなで岡本周辺をきれいにしましょう。忙しくて清掃活動に参加できないあなたもゴミが落ちているのを確認して下さい。これが第一歩です。そして皆様それぞれの仕方で第二歩を踏み出して欲しいと願います。

伊吹 三樹雄

次回は3月13日(月)です。皆様のご参加をお待ちしています!
クリーン作戦は年に2回、3月と9月の第2月曜日に岡本商店街振興組合・本山中央婦人会・甲南大学・甲南女子大学・神戸薬科大学・美しい街岡本協議会が協力して。道路のガム剥しやゴミ拾いを一斉に行う一斉清掃です。

私たち、暮らしの中心が岡本です
季刊報 美しい街岡本は、『美しい街岡本協議会』が3ヶ月に1回発行するものです。 『美しい街岡本協議会』は、美しいまちなみや豊かな自然に溢れ、清潔で安心して暮らせるまちづくりを目指して、地域住民と地域で働いている人達で、活動しています。