第5回サインスクールで宣伝してきました
「一般社団法人サインの森」という全国の看板(屋外広告物)の業者の団体が開催するサインスクールに講師としてお招きいただき、私たちのまちづくりについてお話ししてきました。
年一回初級者向けのサインスクールを4泊5日で開催されており、今年は第5回目とのことです。朝7時半から夜7時までビッシリ講義があり、講義後夜9時までにレポート提出というすごい時間割でした。受講者は入社3年未満の若い方々で、熱心さに圧倒されました。
講義内容は、看板とはなんぞや、から始まって、基礎知識、技術、営業、法律、ありとあらゆる看板についての講義が39時間。
その中の1時間をいただき、「岡本版・屋外広告物ルール&ガイドライン」に込めた思いや、ルール&ガイドラインができるまでの検討過程などをお話ししました。
「このまちに住みたい、このまちで働きたい、このまちで子育てをしたい」と思われるまちであり続けたいという一心でまちづくりに取り組んでいること、屋外広告物ルール&ガイドラインは「素敵な看板でまちを彩りたい」という思いでまとめあげたこと、住民が中心になり検討した、小さなまちの独自ルールが市のルールになったこと、ルールができて終わりではなく、魂を入れ続けることと形骸化しないように歩み続ける大切さもお話ししました。
これまで、まちづくりを楽しみながらやろうと、いろんなことをしてきました。神戸大学の三輪研究室の協力も得て、ワークショップや現況調査、アンケート調査を実施したり、素敵な看板コンテスト、勝手提案コンテストなど、様々な取り組みをしてきたこと、事前協議でのやりとりなども具体的なエピソードを交え、多岐にわたり、10年の歩みをスライドで紹介しました。
看板屋さんたちも目立つだけの看板ではなしに、いかにそのまちの感性が自慢できるようなものにできるか、ということを大切にしていきたいとおっしゃっていました。
登る道は違っていても、めざす頂上は同じということもまた再認識しました。
橋谷惟子