岡本らしいつながり
JR摂津本山駅階段踊り場の「駅書スペース」をご存知でしょうか。
この「駅書スペース」は、バリアフリー化のため橋上駅舎への建て替えの際に、JRさんの地域共生の取り込みの一環で設けていただきました。美しい街岡本協議会が運営、地域にゆかりのある作家さんのオリジナル作品を月替わりで展示しています。
2013年秋の新駅舎供用開始から約5年半、書家の野原神川先生の作品を毎月2作品ずつ、南北の階段踊り場に展示してきました。その後、野原先生だけでなく、様々な地域にゆかりのある作家さんたちの作品を展示しています。
時折、踊り場で立ち止まって作品を鑑賞してくださっている方や、写真を撮っている方などをお見かけします。展示作品を毎月楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいます。
駅書スペースを通し、作家さんと作品を見てくださっている方のつながり、地域のゆるやかなつながりが育まれています。
コロナ禍で、イベント等の実施は難しくても、まちづくりでは、地域の交流やふれあい、つながりを絶やすことはできません。
「美しさと文化性が感じられるまち」をまちづくりの目標に掲げる美しい街岡本協議会らしい、つながりの場をつくっていきたいと、改めて感じています。