こうべ楽座&夜市

3月21日(土)、こうべまちづくり会館での「こうべ楽座&夜市(わがまちを語る会)」に参加しました。今年のテーマは「まちびとの橋渡しー独自・継承・転進ー」。様々なことを学び、刺激を受けました。

報告1

5_1全体集会(問題提起・事例紹介)、グループ討議、全体集会(発表・全体討議)という流れで、人口減少・超高齢社会下で、地域活動の担い手発掘・育成をどう進めて行くかという課題を話し合い、次の印象を強く受けました。
地縁型活動団体(ふれ協&まち協&自治会)とテーマ型活動団体(NPO&ボランティア他)で年齢層や価値観の相違による厚い壁が中々打破できないということです。参加団体はそれぞれの地区性格と設立主旨が異なるも、次代の担い手不足は喫緊の共通課題でした。地縁型は高齢化が顕著で、一方テーマ型は地縁型に比べて低い年齢層が中心なるも少数派が多いと思います。 現代の課題となっている「子ども食堂」に代表される子どもの貧困問題。シングルマザーの増加や共稼ぎ夫婦の多忙に影響されて置き去りにされている子どもたちは食料と愛情に非常に飢えています。
このような新しい課題に地縁型とテーマ型が両者の利害を越え、互いに人的交流を図ることで相互補完し、地域実態に踏み込んでこそ解決への糸口のキッカケづくりになるのではと感じました。
地縁型(横糸)とテーマ型(縦糸)を織り込んでこそ敷居の低いコミュニケーションに富んだ組織ができ、その下で多様な人財を発掘し育成していくと思います。
寺井 康裕

 

報告2

5_2岡本の皆さんお元気ですか? 新米幹事の足立大輔です。
今回もお勉強、行って参りました。神戸元町にある「こうべまちづくり会館」で「楽座&夜市」。ワーイ!今回の会は、名前からして何だか楽しそう!
それにその日は私の仕事も公休日で、わくわく遊び気分~(笑)。だけではなく、やはりここはお勉強会。しっかりまちづくりのことをひとつでも吸収して帰ります。
神戸市内のまちづくり協議会、自治会、NPOなどいろいろな団体が参加し、まず全体集会で、各地域の活動、課題や成果などが紹介され、その後、グループに分かれ、各グループごとに、自分達のまちづくりについて討論。超~過密スケジュール。行くや、ものの見事に私のお気楽モードは打ち消されました。(泣)
中でも、全体集会でまちづくりの取り組みをお話いただいた中のお一人、尻池宏典さんのお話に特に刺激を受けました。
駒ヶ林小学校のPTA会長、NPOふたばの理事ををされている方で、39歳、本業は漁師。いろいろな社会活動をする中、新たな活動として「こども食堂」を作りたいとのことです。

はじめは、子供料理教室? みたいなことかなと思いましたが、その地区の子供たちの多くが環境的又は経済的に、朝食をとっていないそうで、温かい朝ごはんを子どもたちに食べさせる活動をこれから行いたいそうです。決意表明として今回発表されていました。尻池さん自身どこまでできるかわからないけれど、とにかく前に進みたいという想いがすごく伝わりました。
凄過ぎるまちづくりのカリスマから新たな衝撃を受けて、あまりぱっとしないまちづくり一年生は胸一杯で地元岡本に帰ったのでした。
足立 大輔

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