駅書について

 駅書とは、JR摂津本山駅の階段の途中の踊り場に設置されている正方形の額縁のような掲示板スペースことです。バリアフリー化のため駅舎が新しくなった時に、当協議会より、JR西日本鉄道に、地域住民のスペースを要望し、当時の担当者の方々のご尽力により提供されました。
この場所を提供いただいたときから、本山中町2丁目在住の書家・野原神川先生に90㎝×90㎝の世界を創っていただこうと決めていました。
はじめは「1年だけ描いてください」とお願いしました。
毎月2枚、季節のこと、だんじりなどの本山の風物詩、鉄道ポエム、チョット揶揄した川柳? そして、ご両親を亡くされたあの震災への想いから拡がる支援の気持ちなど、いろんなテーマで毎月毎月、心を込めて皆さまに届けてくださいました。

書家 挨拶文いつの間にか66ヶ月も経ち、総数132枚にもなりました。先生がボケるまで続けていただきたいと切に願っていましが、今上天皇と共に駅書の筆を置かれます。
プロの先生に画材も自費でしていただいて今更ながら申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。
来年の秋、兵庫県立美術館・原田の森ギャラリーにて、今までの駅書が一堂に介する駅書個展を開催予定です。ぜひ、足を運んでください。画集第2も出版いたします。
正方形のこのスペースの今後の使い方、企画・運営等については現在検討中です。地域の皆さんの参加で創っていきたいと考えておりますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
駅書担当 橋谷惟子

最後の駅書は「平成」と「令和」
平成に感謝を、令和に期待をそれぞれの時代への思いを込めて

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