建築学会シンポジウムー市民まちづくりはクールジャパン!?
岡本版・屋外広告物ルール&ガイドラインづくりの立役者お一人である神戸大学の三輪教授より9月13日(土)の建築学会シンポジウムにお誘いいただき参加してきました。
シンポジウムのテーマは、「まちの再生と市民まちづくりのこれから―震災を経て市民まちづくりはどう変わったか―」。
阪神・淡路大震災の復興まちづくり地区の多くでは、復興が収束した現在でも、福祉、環境共生、景観、まちなみ保存など、様々な形でまちづくりが持続しています。
このシンポジウムは、そうした市民まちづくりの今後の方向を展望したり、まちづくり活動の経験を次代に引き継ぐことを目的に、地域活動団体の方や専門家がパネラーとなり意見交換を行うというものでした。
日本の市民まちづくりの動きが、いま世界で注目を浴びているらしいです。「クールジャパン!」らしいのです。
大学の先生のお話は、時々難しいカタカナを使われておられましたが、内容は、とても分かりやすく、チョット賢くなったような気がして帰ってまいりました。
パネラーの真野まちづくり推進会の清水氏、野田北ふるさとネットの河合氏、井吹台自治会連合会の坂本氏の各地域からの報告があり、まちづくりは終わらない、まちづくりは今後も続いていくというお話がありました。
また、弘前大学の北原先生の東北の震災復興まちづくりを例にしたお話の中で、PDCAサイクルで議論を深めていくことが重要であるということと、コモンズ(共用の場)の再生と公開がまちづくりの原点ではないかというお話も興味深いものでした。
しっかり3時間半、居眠りもすることなく、聞いていたつもりですが、理解が正しいかどうかは自信がないのも正直なところです。ごめんなさい。
※PDCAサイクルとは
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善し、事業を円滑にすすめる手法