春を告げる岡本梅まつり

春を告げる岡本梅まつり   梅まつり実行委員会事務局 堤 健

岡本梅林は、昔から「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と謳われるほど、日本でも有名な梅の名所と言われていました。
今年も2月23日(日)に「梅まつり」を開催。3500名の方々に観梅の場を提供できました。昨年に比べ、開花も一週間早く、五分咲きの梅で、喜んで頂きました。
当日は、甘酒や梅ジュースを振る舞った他、梅にちなんだ商品の出店、梅ガイドや梅みくじなどで賑わい、観梅者のふれあいの場となりました。
公園もバリアフリーに改善され、車いすの方や、バギーで可愛いお子さんを連れたご夫婦を迎えることができ、うれしい限りでした。
「梅まつり」をきっかけに毎日500人を超える方々が観梅に来られ、岡本駅近くで食事をされる姿が見られました。
今年は、岡本梅林公園のホームページのアクセス数が昨年の5倍、期間中に1万件を超える検索がありました。観梅者も東灘を超えて近畿一円に広がりを見せています。
来年からは助成金が終了します。出店の募集、地域の方々のボランティアの募集、寄付などの資金の支援など、地域の皆で力を合わせて、岡本の良さをアピールしていける場となることを祈っています。
「梅」は東灘区の花になっています。仲間と一緒に梅の普及活動を行ってきました。十年前から区内の梅の木の数をカウントしています。
十年前は1017本だった梅の木が、今年は3334本まで増えました。今後も「梅香るまち東灘」を目指して、多くの方々と一緒に盛り上げていきたいと思っています。
春を告げる梅が終わると、桜の季節となります。落ち着いた佇まいの美しい街をつくっていければと思っています。

食育

 

 

 

 

 

 

 

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